Header image header image 2

アマチュア無線 9R59/TX88A

戦後アマチュア無線が再開され、メーカ製機器なども見られるようになったころ発売されたのが通信型受信機9R-59とマルチバンド送信機TX-88Aでした。
アマチュア無線 9R59/TX88Aは、9R59レストアやTX88Aの情報、書籍「9R-59とTX-88A物語」を紹介しています。
TRIO 9R59 レストアに挑戦 JA1VBN's 9R59 (Junk) 春日無線 トリオ 9R−59 懐かしの9R59
TRIO 9R59 レストアに挑戦

9R59はTRIO(春日無線)が満を持してアマチュア無線界に投入した、当時は憧れの的の受信機だったと思います。キットもあり、確か1万円台で購入できました。大卒の初任給が1万円台だったので、決して安い物ではありませんでした。
  中波から28Mhz付近まで受信できましたが、10Mhz以上の感度は今とは比べ物にならないほど悪かったと思います。それでもBCLのワッチには充分すぎる性能を発揮したものです。QマルチとBFOが備わっておりCW、SSBも快適に受信できました。  当時、欲しくても手に入れることができなかった憧れの受信機を、今回幸運にもインターネットのHAM交換で入手することができました。当時の性能に近づけたいと考えレストアに挑戦してみました。
JA1VBN's 9R59 (Junk)

1999年、1月入手
2000年、酷い汚れとさびが出ていたので、とりあえず水洗を行った。
しかし・・・
水洗だけでは、汚れは落ちないので、意を決して部品を全て取り外し、シャーシを紙やすりで磨くことにした。しかし、やすりかけでは完全には綺麗にならず、メッキあるは塗装が必要と思われる。
春日無線 トリオ 9R−59

9R−59が修理にやってきました。
非常に綺麗です、オークションで完動品として購入したそうです。
でもなんとなく様子がおかしいと言う事です。
まず出力管のグリット電圧を測定してみました。
250Vレンジで80Vくらい有ります。
この様な例は非常に珍しいです。
尤も真空管を動作させず、ケミコンテスターでの試験ですから、 結合コンデンサーに加えた電圧が3倍くらいになっています。
実使用状態と同じ電圧に換算すると30Vくらいでしょう。 (実際はグリット電流が流れますので、こんなに酷く+にはならない) 持ち主が音がおかしいと気がついて良かったです。
このまま使うと真空管が駄目になるか、トランスが焼けたでしょう。
懐かしの9R59

9R59(きゅーあーるごーきゅー)はトリオ(現ケンウッド)が発売していた全波受信機である。初めて現物を見たのは今から三十数年前の1965年頃である。当時、アマチュア無線局用の受信機として人気があり、完成品だけではなくキットも売られていた。中波帯から30MHzまでのオールバンドで、それ以前の受信機は扇形ダイアルが多く、9R59の横行ダイアル機構は目新しいものであった。
  回路的には標準的な高1中2で、中間周波数の選択度改善のためにQマルチユニットが装備されていた。その後のSSB普及に伴い、9R59は周波数安定度不足、ハイバンドの感度不足、SSB受信回路不備等の弱点を改善するため、改造が施されるケースが多々あったようである。
9R-59のレストア TX88A 昔懐かしいアマチュア無線機たち(TX-88A・9R-59・TR-1000・FD-AM3・TS-510) 9R-59とTX-88A物語
9R-59のレストア

6AR5のカップリングコンデンサー交換済み。ACラインの0.01μFは作業中シャーシを触るとピリピリ感電するので取り外してある。
見るも無残なフロントパネル、何十年ぶりに段ボール箱を開けて愕然ときた。ラジオ工房の掲示板でレプリカのフロントパネルがTMTサービスで販売されていることを教えてもらい早速発注交換。
長年の埃がたまっていました。部品を外して水洗いをしたいのですが元どうりに組み立てられるか自信がありません。
リモートソケットにST管のウエハーソケットが使われていました。
TX88A

TX88Aは,1960年にトリオ(現ケンウッド)からキットで販売されたオールバンドの送信機です。時を同じくして受信機9R59も発売しています。TX88Aは1年前のTX88のマイナーチェンジ版というよりは,まったく新しく設計された別物でした。
中身は,高周波回路としては,水晶発振またはVFOを受けての第1周波数逓倍(マルチプライヤー)に6AQ5,第2逓倍または励振(ドライバー)アンプに同じく6AQ5,終段にUY-807という構成で,CW時には入力17.5W,出力10W,また変調器としてマイク・アンプとドライバーに12AX7,ドライバー・トランスを経て,プッシュプル出力に6BQ5x2という構成で,AM時には入力25W,出力10W,電源は整流管に5U4G,という仕様です。オール・バンドという用語は普通,3.5MHzから28MHzまでのHF帯を指していましたが,当時としては画期的なことに国内で人気の高いVHFの50MHzを含む6バンドでした。
昔懐かしいアマチュア無線機たち(TX-88A・9R-59・TR-1000・FD-AM3・TS-510)

私の年代でアマチュア無線を始められた方々の多くがこの無線機のお世話になったのではないかと思います。これ以前となるとTX-88、9R-4、9R-4J(春日無線→TORIO→現ケンウッド)などですが、TX-88などは確か終段が6AQ5で、自作品の方がはるかにマシな感じでした。
最近ではこの機種のレストアも盛んに行われていると聞きます。この時代の機種はキットで売られていましたし、構造も回路も比較的簡単ですからレストア自体は難しくないと思います。
機会がありましたら、これらのレストアにも挑戦してみたいです。
TX-88A
初めて使ったメーカー製送信機。(AM,CW,10W)
画期的だったのは50MHzが送信出来たことです。(終段 UY-807シングル) 
9R-59とTX-88A物語

第1章 アマチュア無線再開そして9R-59の誕生
  アマチュア無線が再開される
  無線機器キットが登場する時代
  高一中二と807
  メーカ製キットやパーツ,アマチュア無線の普及期念願のトリオへ入社する,1/3の幸運に出会う上司は雑誌記事の執筆者,どんな新製品を作るべきか,新しい通信型受信機
  Qマルチの先進性と限界
  繰り返される試作と問題点の洗い出し,出荷開始そしてトリオという商標
  キットゆえのユーザからの声
第2章 9R-59の構造と回路構成
  前面パネルと操作部位
  後面シャーシ
  9R-59の特徴
 || IBP Beacon 14MHz ||  || IBP Beacon 18MHz || || IBP Beacon 21MHz || || IBP Beacon 24MHz || || IBP Beacon 28MHz ||